福井でリフォーム業を営んでいます、ボンドベースの営業担当です。
今回は建屋屋上の防水の事例の紹介です。
防水工事をする前に、屋上床のコンクリート下地の水分量を測ります。
なぜなら、見た目は乾いていてもコンクリートに水分が多く含まれていると床の表面からは常時水蒸気が発生し、防水処理をしても、たちまち膨れたり、剥がれたりしてしまいます。
そうならない為に、水分計を使って、含水量を調査します。
まずは平場です。
含水量は4.3%です。
5%未満なので防止剤などの塗装に適した床にです。
工事可能です。
ただ、屋上の隅っこにコンクリートを塗った部分があったので、そこも含水量を測ったところ、5.6%だったのでアウトです。
もうしばらく養生(乾かす期間)を経てからの工事になります。
コンクリートの床の塗装関係の工事の場合、剥がれの原因の多くはコンクリートの含水量に起因すると言われています。
弊社では、このように工事前に、必ず綿密な調査をしてから、工事に臨みます。
工事後のトラブル防止のためです。
トラブルがあったら、お客様も工事をした私どもも、気持ちの良いもんではないですから・・・。
では、続きはまた今度!