福井でリフォーム業を営んでいます、ボンドベースの営業担当です。
今回は、先日、解説した塗料の種類の中から、シリコン塗料について、お勧めの塗料を紹介いたします。
弊社では、アステックペイントの塗料を、主力としてお勧めしています。
そのアステックペイントの取り扱っている、シリコン塗料は『シリコンREVO1000-IR』です。
「決まった予算内で、できるだけ長持ちする塗料にしたい」そのような方のためにお勧めの塗料です。
シリコン塗料に遮熱機能が付いた塗料です。
遮熱塗料とは、太陽光を反射する効果を持つ塗料のことです。
遮熱塗料を塗布した屋根や外壁は太陽光を反射するため
室内の温度上昇を抑制する効果が期待できます。
特徴としては
劣化に強いシリコン成分の配合量が一般的なシリコン塗料の約3倍
ラジカル制御型白色顔料により耐候性が向上
塗膜の表面が強靭なそうで作られている樹脂により低汚染性を発揮
遮熱黒色無機顔料により高い遮熱性を発揮
等々、要するに普通のシリコン塗料より長持ちするってことです。
同グレードの他メーカーの遮熱機能付きのシリコン塗料としては
日本ペイントの『水性サーモアイウォールSi』
エスケー化研の『水性クールテクトSi』
この2つが代表的な塗料で、特徴や機能としては、ほぼ同じ感じです。
気になるのは、どれぐらい長持ちするのか? 工事費用はいくらぐらいになるのか?ですよね。
では、ここで3種類の塗料を比較していきましょう。
各塗料のメーカーがカタログやHPで公表している、耐用年数と設計価格を比較してみます。
耐用年数とは、塗装片(塗膜)をキセノンランプの光を照射することで、塗装片を太陽光の下に暴露した状況を人工的に作り出します。
塗膜の光沢率が80%を下回らない時間を計測して、その時間から実際の耐用年数を推測したものです。
設計価格とは、3回塗りの塗装を行う際の「塗料の材料代」に「職人の人件費」を加えた1㎡あたりの材工共の価格のことをいい、塗料メーカーが公表しているものです。
では、早速、比較してみましょう。
条件として、外壁の種類は、窯業系サイディングとします。
価格は、下塗りの塗料分も含まれます。
まずはアステックペイントの『シリコンREVO1000-IR』
耐用年数 13年~16年
設計価格 3,200円/㎡
次に、日本ペイントの『水性サーモアイウォールSi』
耐用年数 8年~12年
設計価格 4,020円/㎡
最後に、エスケー化研の『水性クールテクトSi』
耐用年数 12年~15年
設計価格 3,580円/㎡
『シリコンREVO1000-IR』は、外壁の面積が、150㎡だとすると、工事金額は、480,000円
『水性サーモアイウォールSi』は、外壁の面積が、150㎡だとすると、工事金額は、603,000円
『水性クールテクトSi』は、外壁の面積が、150㎡だとすると、工事金額は、537,000円
と言うような工事金額になります。
耐用年数と価格のバランスがいいのは、アステックペイントの『シリコンREVO1000-IR』です。
弊社は、毎回、複数のプランを提案するのですが、この塗料は、必ずプランの一つに入ってます。
何故、価格が安いかと言うと、日本ペイントやエスケー化研の塗料を、塗装屋さんが購入する方法は
塗料の問屋さん経由での購入となり、問屋さんの利益も含まれます。
アステックペンとは、加盟した塗装屋さんのみが、直接、購入するから安いのです。
この『シリコンREVO1000-IR』は、凄くコスパの良い塗料です。
弊社のプランは、この塗料がスタンダードになります。
「予算内で、できるだけ長持ちする塗料で塗装したい」と言うような方、いつでもご相談ください。