福井でリフォーム業を営んでいます、ボンドベースの営業担当です。
今回は、先日、解説した塗料の種類の中から、フッ素塗料について、お勧めの塗料を紹介いたします。
弊社では、アステックペイントの塗料を、主力としてお勧めしています。
そのアステックペイントの取り扱っている、シリコン塗料は『フッ素REVO1000-IR』です。
「長持ちする塗料で塗装したいけど、長持ちする塗料は高いんでしょ?」とお考えの方にお勧めの塗料です。
フッソ塗料に遮熱機能が付いた塗料です。
遮熱塗料とは、太陽光を反射する効果を持つ塗料のことです。
遮熱塗料を塗布した屋根や外壁は太陽光を反射するため
室内の温度上昇を抑制する効果が期待できます。
特徴としては
「耐候性」 期待耐用年数16〜20年
フッ素成分を約2倍配合
ラジカル制御型の白色顔料を使用
「低汚染性」 外壁の美観を維持
「防カビ・防藻性」 外壁の美観に貢献
「遮熱性」外壁表面の温度上昇を抑制
等々、要するに普通のフッ素塗料より、塗装した後の状態が長持ちするってことです。
同グレードの他メーカーの遮熱機能付きのシリコン塗料としては
日本ペイントの『水性サーモアイウォールF』
エスケー化研の『水性クールテクトF』
この2つが代表的な塗料で、特徴や機能としては、ほぼ同じ感じです。
気になるのは、どれぐらい長持ちするのか? 工事費用はいくらぐらいになるのか?ですよね。
では、ここで3種類の塗料を比較していきましょう。
各塗料のメーカーがカタログやHPで公表している、耐用年数と設計価格を比較してみます。
耐用年数とは、塗装片(塗膜)をキセノンランプの光を照射することで、塗装片を太陽光の下に暴露した状況を人工的に作り出します。
塗膜の光沢率が80%を下回らない時間を計測して、その時間から実際の耐用年数を推測したものです。
設計価格とは、3回塗りの塗装を行う際の「塗料の材料代」に「職人の人件費」を加えた1㎡あたりの材工共の価格のことをいい、塗料メーカーが公表しているものです。
では、早速、比較してみましょう。
条件として、外壁の種類は、窯業系サイディングとします。
価格は、下塗りの塗料分も含まれます。
まずはアステックペイントの『フッ素REVO1000-IR』
耐用年数 16年~12年 設計価格 3,600円/㎡
次に、日本ペイントの『水性サーモアイウォールF』
耐用年数 10年~13年 設計価格 7,520円/㎡
最後に、エスケー化研の『水性クールテクトF』
耐用年数 15年~20年 設計価格 4,330円/㎡
『フッ素REVO1000-IR』は、外壁の面積が、150㎡だとすると、工事金額は、540,000円
『水性サーモアイウォールF』は、外壁の面積が、150㎡だとすると、工事金額は、1,128,000円
『水性クールテクトF』は、外壁の面積が、150㎡だとすると、工事金額は、649,500円
と言うような工事金額になります。
耐用年数と価格のバランスがいいのは、アステックペイントの『フッ素REVO1000-IR』です。
弊社は、毎回、複数のプランを提案するのですが、この塗料も、ほぼプランの一つに入ってます。
何故、価格が安いかと言うと、日本ペイントやエスケー化研の塗料を、塗装屋さんが購入する方法は
塗料の問屋さん経由での購入となり、問屋さんの利益も含まれます。
アステックペンとは、加盟した塗装屋さんのみが、直接、購入するから安いのです。
この『フッ素REVO1000-IR』は、凄くコスパの良い塗料です。
なんてったて、日本ペイント、エスケー化研の同グレードの塗料とほぼ同じ性能なのに、価格がぶっちぎりで安いんです。
「長持ちする塗料で塗装したいけど、長持ちする塗料は高いんでしょ?」とお考えの方、いつでもお問い合わせください。