福井でリフォーム業を営んでいます、ボンドベースの営業担当です。
工場や倉庫の屋根を遮熱塗料で塗装したら、熱中症発症のリスクを低減し
何故?SDGsの取組に貢献できるのか?のお話です。
まず、遮熱塗料とは?
簡単に説明すると、太陽光からの熱を反射させ、屋根の温度上昇を
抑える効果がある塗料のことです。
工場や倉庫で使用されている金属の折板屋根や波形スレート屋根は熱を吸収しやすく
夏場には70℃以上まで温度が上昇することがあります。
これらの屋根は、ペラペラで厚みが薄く断熱性に乏しいことから屋根の熱が
屋内にまで侵入しやすくなります。
さらには、工場・倉庫の屋根は大面積で熱の侵入量が非常に多いことから
工場・倉庫内は室温が上がりやすく、空調が非常に効きづらい環境となるのです。
また、熱中症の発症場所の半分以上が屋内です。
従業員個人でできる暑さ対策にも限界があります。
熱中症は重症化すれば命にもかかわりますので、工場・倉庫内の温度を下げ涼しく快適にすることは
労働環境の改善としてはもちろん、従業員の命を守る意味でも、遮熱塗料を工場の屋根に
塗装するメリットは大きいと言えます。
実際の工場で行った遮熱塗装の実験では、工場の折板屋根の半分に遮熱塗装を施工し
塗装面と未塗装面を比較したところ、塗装面で屋根表面温度はマイナス15.6℃
室内温度は6.9℃低下したというデータもあります。(9月に実験)
と言ったように、遮熱塗料を屋根に塗装することで、SDGsの取組可能な目標として
目標8「働きがいも経済成長も」が該当します。
目標の8.8の項目の文中に
「すべての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。」
という文言があります。
「暑さ・熱中症対策」に関連し、工場・倉庫内の温度上昇を防ぎ、職場環境を快適化
熱中症リスクを低減することは目標8.8に結びつきます。
SDGsに取り組む工場の建物の管理担当者様からのお問合せ、いつでもお待ちしております。