福井でリフォーム業を営んでいます、ボンドベースの営業担当です。
今回は、住宅省エネ2024キャンペーンの補助事業の最後の一つ、賃貸集合給湯省エネ2024事業についてのお話です。
この補助金事業は、2023キャンペーンにはなく、2024キャンペーンから追加されました。
早速、解説していきましょう。
〇補助対象となる方
①賃貸集合住宅の所有者等
賃貸集合住宅のオーナーまたは、賃貸集合住宅のオーナーから管理委託を受けている管理法人等です。
注意点として、賃貸集合住宅の所有者でも、販売目的で賃貸集合住宅を所有する買取再販事業者は対象になりません。
②賃貸集合給湯省エネ事業者と以下①②のいずれかの契約を締結
リフォーム工事により補助対象機器に交換する方法
リースにより補助対象機器に交換する方法
③既存賃貸集合住宅の1棟あたり賃貸住戸2戸以上の住戸について、従来型給湯器を、補助対象である小型の省エネ型給湯器に交換する。
賃貸住戸数が10戸未満の賃貸集合住宅であることも条件になります。
〇補助対象となる住宅
①既存賃貸集合住宅であること
賃貸住戸とは、人の居住の用に供するために賃貸借契約を締結し、貸し出される住宅のことです。
対象となる既存賃貸集合住宅とは、1棟に2戸以上の賃貸住戸を有する建物、建築から1年以上が経過しているまたは、いずれかの住戸で人が居住した実績がある建物です。
②補助対象とならない建物例
以下に該当する建物は補助の対象になりません。
倉庫など、交付申請時点で住宅に区分されない建物
特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの施設
民泊施設
ウィークリーマンションなど、旅館業法の許可により運営する施設
〇対象となる期間
着工日の期間が、2023年11月2日から、遅くとも2024年12月31日までとなります。
〇対象となる機器
①一定の性能を満たす小型の省エネ型給湯器であること
下の票の内容で、それぞれの性能要件を満たしたものが指定されています。
②補助の対象にならない給湯器もあります。
以下のいずれかに該当する場合は補助対象になりません。
〇補助額・補助上限
導入する小型の省エネ型給湯器に応じた定額を、上限の範囲内で、台数を乗じた金額を補助します。
ちなみに、エコジョーズとは、少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器のことです。
エコフィールは、従来捨てていた排気熱を回収して再利用する石油給湯器です。
この補助金事業を利用して、アパートやマンションの給湯器を交換されてはいかがでしょうか?
住居率アップに繋がるかもしれませんよ?
下の画像をクリックすると公式HPに行けます。